my story

 1949年山形県の南部東置賜郡川西町莅に生まれた。中郡地区の小中学校から町内の高校へ、高校では体操部に所属、全県でトップクラスの成績を持ち大学進学を夢見ていた。この時期に体幹が鍛えられ、一生にわたる何事にも屈しない姿勢が確立したと思われる。上山市内の畜産系高等専攻科に進学、後の人生を左右する人々と出会い寮生活を送った。 そこで1年間畜産の基礎を徹底的に学んだ。人工授精師の免許を取得、かわいい動物たちとの出会いがあった。

  その後、現在のJA山形おきたま(南陽・旧置賜北部農協)へ就職、畜産振興に韋駄天のごとく奔走。その後、学ぶ意欲は衰えず現在の農林省水産省の外郭団体が主催する海外派遣留学でスイスへ留学を果たし、ヨーロッパの先進地域の畜産業及び経営を学んだ。帰国後、一念発起して東京の畜産系貿易会社に再就職。国内有数の畜産会社と外国のメジャーとの仲立ちを務めた。

  数年後、自分の在りように限界を感じて、人と人の絆に模索した頃、町内初の福祉施設設置を受けて円満退職後、再々就職。地元川西に帰ってきた。家業の農業を手伝いながらも福祉介護士・ケアマネージャーとして懸命に働いた。また、同時にそれまでの従前の農業の在り方に疑問を感じ「人と環境にやさしい農業の在り方」の重要性を感じて、業務を拡張、耕地を増やし、転作栽培、果樹栽培に果敢に挑戦を行っていった。

  19年間、福祉施設の勤務と兼業農業経営に邁進。併せて、平成元年度よりさくらんぼの栽培、直売、通販に傾注した。61歳で福祉施設勤務を退く。その後は消費者のニーズに対応し、取り扱う品種品目を拡張し、流行の品種を取り入れ、年間で最適な栽培計画、販売計画を立てつつ、未来的経営へ取り組んでいった。

  地域の農業の近未来の在り方を考えて認定農業者法人・農業用地適格法人取得。2018年11月「株式会社マイスター」を設立。現在はコロナ禍後の農業経営の方向性を「ゼロスタートの視点」から新たなる新品種の展開にさらに取り組もうとしている。

 株式会社マイスター代表取締役 鈴 木 秀 男
 (国際農業者交流会会員・農業委員)



  ( 取 材、文責 TMFG 淀野秀樹、2021.11.17)


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